人材育成×コーチング 能力開発×コーチング コーチング

「頭のいい人」の、ある習慣

私は職業柄、いろいろな方のお話を聞くことがあります。

経営者はもちろん、管理職、一般社員、主婦や学生など、
さまざまな方の悩みを解決するお手伝いをしているのですが、
コーチングは、私が解決してあげるわけではありません。

あくまで解決するのはクライアントご自身。
コーチはその「自力で解決する道筋」をつけ、
「自力で解決する能力」を引き出し、
「自力で解決できない理由」を解消するだけ。

最終的には、ご自身で考え、行動してもらうわけです。
 

そのようにコーチとして、多くの方の「思考」に触れていると、
頭のいい人と、残念ながらそうでない人がいます。

頭のいい人は、自分の専門外のことでも、自分なりの答えを出せたり、
少しの情報を応用して、幅広い理解ができたりします。
総じて応用力が高く、より良い答えを導くことができます。
 

私は多くの人とコーチングしているうちに、
頭のいい人が、なぜ頭がいいのか、
頭のいい人が共通して持っている、あるパターンに気づきました。
 

それは、
【考えるのをやめない】
ということ。
 

ほとんどの人は、問題の解決策を考えていると、
「うーん、わかりません」といって、そこで考えるのを止めてしまいます。

実は、「答えが出ないことを考える」というのは、強いストレスなので、
慣れていない人にとっては、とてもつらいこと。
なので、ある程度考えて答えが出ないと、「わかりません」と言って
考えるのをやめ、コーチに「正解」を教えてもらおうとします。

まあ、私は答えを知らないわけで、教えてくれと言われても
教えようがなく、さらに考えてもらうわけですが。
 

一方、頭がいいなぁ、と思わされる人は、「わかりません」と言いません。

常に「ああかな、こうかな」と、問題に対して思考のアプローチをして、
自分なりの答えを出そうとします。

たとえ、その答えがいいものでなかったとしても、
とにかく答えが出るまで諦めない、というのが、頭のいい人たちの共通点です。

出した答えに対して、さらに深く考える。
「この答えだと、うまくいかないかもしれない。だったら、これはどうだ?」
と、ベストの答えが出るまで考えるのをやめない。

こういう方にコーチするときは、本人の思考を邪魔しないように、
要所要所で「視点を広げる質問」をするのですが、
そうすると、さらに彼らは考え、質の良い答えを出してきます。
 

能力を高めようと思ったら、何事もトレーニングが必須。

普段から「考える」ことをたくさんやっている人は、
「考える」能力のトレーニングをたくさんしているのです。

だから、考えるスキルが高くなっているので、「頭がいい」となる。

このトレーニングをあまりしていない人は、考えるスキルが低いため、
頭がいい人に比べて、考えるのがうまくできないのです。
 

つまり、頭が良くなろうと思ったら、トレーニングです。
答えが出るまで、諦めずに考える。
すぐに答えを知ろうとしないことです。

「答えを知っている」のではなく、
「知らない答えをなんとか出そうとする」。

この姿勢が、頭のいい人の共通の特徴なのです。
 

★やる気のある人材を育成するコーチングスキルのポイント

考えるのをやめずに、答えが出るまで考えよう


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