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棒一本でうつを治してしまった話

今日は遅めの配信です。
というのも、朝から営業周りをしていまして、
やっと時間ができたのです。
 

さて、今日伺った先で、「うつ」の話を聴きました。
うつというのはとても扱いが難しく、目に見える病ではないので
社員がうつになってしまうと大変だよね、というお話でした。

最近では、厚生労働省も「ストレスチェック」を導入したりと
メンタルヘルスを重視する流れになっていますね。
 

私はセラピストではないので、うつの治療はやりませんが、
たまに知らずにうつの方のコーチングをすることがあります。
(事前に教えておいてほしいんですけどね 笑)

そういうときはとても気を遣いますし、難易度もかなり高いです。

コーチングでのうつの方の対処について安易なことは書けないので
セミナー等で機会があればお話しますが、
今日はもう少し簡単なうつの改善法をお伝えしようと思います。
 

ある研究所で、うつの研究をしていました。
どんな治療法が効果があるかという研究を日夜行っていたんですが、
ある日、研究員があることに気がついたのです。

「教授、私、おもしろいことを発見したんです」
「ほう、どんなことかね?」

「うつの患者を観察していると、共通点があったんです」
「なに、それは本当かね? どんな共通点があったんだ?」
 

「あのですね。うつの患者はですね。
 みんな、共通して・・・

 うつっぽいんです」
 

「・・・・・
 そりゃ、うつだもんね。うつっぽいだろうね」
 

という漫才のようなやり取りがあったかどうかはわかりませんが、
うつの人は、総じて体の使い方や表情、声のトーンなどがうつっぽく、
力なくうなだれて、暗い表情、弱々しい声をしています。

そこで研究員が試してみたのが、
「うつっぽくない体の状態を作ってみた」
ということでした。
 

うつの患者の一部を別グループにして、このグループにだけ
毎日決まった時間、棒を横向きに咥えさせたのです。
そして、椅子に座って上を向かせ、しばらくそのままの姿勢を保ちました。

つまり、強制的に「笑ったような顔」を作り、
「ポジティブっぽい姿勢」をさせました。
 

すると、他の方法で治療していたグループと
同等の治療効果が得られたというのです。
 

私たちは、体の状態によって感情が変わります。
肩を落として歩いていると、どんどん憂鬱な気分になりますし、
胸を張って真っ直ぐ立つと、シャキッとした気分になります。

うつの改善ができるかどうかは別として、
前向きな感情を作り、やる気を出すために
一番簡単な方法が、体の状態を変えること。

凹んだとき、一度凹むのは構いませんが、
ある程度感情を味わったら、体の状態を切り替えることです。

そうすると、強制的に感情を変えることができるんです。 
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

作り笑顔でいいので、無理やり笑ってみよう


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