ビジネス

人見知りの人のための営業法

あまり信じてもらえませんが、私、結構人見知りというか、
人と話すのがあまり得意ではないです。

もちろん、コーチングなんてやってますし、営業も多少しましたから、
全くできないというわけではありませんが、
外交的に人とワイワイやれる人のように、いつも人と会っている、
というのは、ちょっとストレスだったりします。

(お会いした人と話すのは楽しいですよ。念のため。
 ただ、実はけっこう緊張しています)
 

先日、経営者の集まりで、士業をされているMさんとお会いしました。

Mさんも、私と同じで人見知りらしく、人と話すのが得意でない。
けど、そうは見えないくらいによくお話する方でした。

それで、「なかなか人と仲良くなれないんです」とか
「人が集まるところに行っても、浮いてしまうんです」とか、
人見知りの悩みを話してくれたんですね。
 

ただ、士業の方も営業はしなければなりませんよね。
特にいまは、弁護士さんであっても営業しないと仕事が来ない時代。
人見知りであっても、お仕事を獲得していかなければなりません。

そこで、私がときどき使っている、人見知りのための営業法を
ちょっとだけご紹介してしまおうかと思います。

この方法を使うと、最低限の頑張りで、相手と仲良くなれて、
しかもお仕事に繋がる可能性も高い、という
とても効果的な、人見知り・口下手専用のワザです。
 

それは、
【ちょっと話題を振って、あとはずっと相手に話してもらう】
というものです。
 

営業というと、こちらがアピールしなければならないとか、
上手にプレゼンしないといけないとか、話の主導権を取るとか、
そういうイメージが強いのですが、

人見知りの人は、そもそもアピールするのが苦手ですし、
相手が興味を引くような話や面白いトークなんてできません。

なので、そういうのをしなくても話が盛り上がるようにしないといけない。
 

そこで、「相手に話してもらう」営業です。

1.相手の好きそうなこと、興味のあることなどを観察する
2.1について、話題を振る
3.相手の話を、興味深く聞く

という、とてもシンプルな方法です。
 

人は、自分の好きなことについて聞かれると、たくさん話したくなります。
そして、それについて興味を持って聞いてもらえると、
とても楽しくて気持ちがいいのです。

こちらは、その話題についてまったく詳しくなくてもいいです。
こちらからはほとんど話さなくていいからです。
好きなことについて話してますから、相手はいくらでも話してくれます。

わからないことがあったら、遠慮なく質問しましょう。
ますます喜んで教えてくれます。
 

それじゃ、自分のアピールができないじゃないか、と言われそうですが、
アピールなどしなくても、興味を持って話を聞いているというその姿勢が
あなたの人柄を、無言のうちに相手に印象づけているんです。

アピールしていなくても、相手からはとても好印象を受けます。
相手の頭の中で、「〇〇さんはいい人だ」と記憶され、
必要なときに思い出してもらいやすくなるというわけです。
 

もちろん、1回会っただけでそこまでの関係になるかというと
そうでないことも多いですが、基本姿勢はこういう感じです。

そこにさらに、いくつかの「人見知りのための戦術」を重ねることで
より深い関係を作り、相手から「ほしい」を引き出していくわけです。
 

人見知りの方は、相手にたくさん話してもらう技術を身に着けて
「引き出す営業」をすると、疲れにくくなりますよ。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

人見知りの人は、相手に話させよう
 

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