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今年の目標、覚えてますか?

さて、今日も「振り返り」をしていきましょう。
今日のタイトルは、ちょっと苦い顔をされることが多い質問です。

ちなみに、今年(2017年)の初めに立てた目標、覚えてますか?
 

ある会社がとったアンケートによると、約85%の人が
目標を覚えていなかった、という結果が出ています。

実際、年初に立てた目標を年末まで覚えている人は
10%くらいではないかというのが、私の実感値です。
そもそも私だって・・・(自粛
 

PDCAサイクルを回す、という話をしました。

PDCAとは、「計画を立て」「やってみて」「その結果を検証する」
というプロセスです。
「計画通りいったかどうかを確認する」わけですね。

それなのに、その肝心の計画を覚えていない、というのが
ほとんどの人の現実だったりするわけですね。
 

ですが、ここで「目標を覚えていないんじゃ、ダメじゃないですか」
と言いたいわけではありません。
そもそも人のことを言えた立場でもないですし(笑)

忘れてしまったことは仕方ありません。
過去を悔やんでも何も変わらないわけです。

今できるのは、「年始に立てた目標を思い出す」ことです。
 

そして、目標を覚えていたなら、そのとおりにできたかどうかを検討します。
忘れてしまっていても、年始の目標を思い出し、
できたかどうかを確認しましょう。

そして、年始に「達成したい」と思って立てた目標が
どれくらい達成されたか、ということを確認してみます。
 

達成できていたことは、まずはお祝いしましょう。
「自分、良く頑張った!」とほめてあげましょう。

達成できていないことは、いったん凹みましょう。
「あー、できなかったかぁ・・・」とがっかりしましょう(笑)
 

で、喜んだりがっかりした後、することがあります。
「できたことは、なぜ達成できたのか」
「できなかったことは、なぜ達成できなかったのか」
この理由を考えることです。

「できた」「できなかった」は、ただの結果です。
それについては、過去のことなので変えようもありません。
なので、一度喜んで凹んだら、ひとまずそれでOKです。

大切なのは、これを来年に活かすこと、ですよね。
 

「できた理由」を考えるのは、もう一度目標達成をするための
「勝ちパターン」を発見することにつながります。

「たまたままぐれで」だったら、なぜそのまぐれが起こったのか。
偶然のチャンスを掴めたのはなぜなのか、
あるいは、どうしてそんなに運がいいのかを考えてもいいでしょう(笑)

ここを分析することで、来年もうまくいく可能性が高くなります。
 

「できなかった理由」を考えるのは、来年以降に
同じことを繰り返さないための教訓になります。

「目標を忘れてしまった」のなら、なぜ忘れてしまったのか。
「誰かのせいでできなかった」のなら、どうしていればよかったのか、
リスクを先に少なくするにはどうすればいいのか、考えてみましょう。
 

特に、年始に立てた目標を覚えていなかった方は、
どうすれば忘れずにすむか、ということを
じっくり考えてみてください。

忘れてしまっては、行動の取りようがありませんからね。

ちなみに、忘れないようにする方法の例としては、
・パソコンの壁紙にする
・よく見るところに貼っておく
・パソコンのログインパスワードにする
・コーチングを定期的に受ける
・スマホのリマインダー等で定期的に思い出す
というような方法があります。
ぜひ、ご自身にぴったりの方法を考えてみてください。
 

この一年のいろいろな行動は、活かせば貴重な財産になります。
使わなければ忘れ去られてしまい、いずれなかったことになります。

ぜひ、2017年の活動を分析して、来年に活かしてくださいね。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

目標を忘れてしまっていたら、来年忘れない方法を考えよう


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