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自分では気づかない「強み」を見つける方法

よく、マーケティングでもセールスでも
「自社の強みを見つけましょう」と言われます。

弱みを克服することに力を入れるより、強みを伸ばす方が効率も良く、
会社としての個性も際立つので、お客さんに認知してもらうのに
有利になるから、というのが理由です。

 

もちろん、私自身もそれには賛成ですが、問題がありまして。

 

多くの人は、【自分の強みがわからない】んです。

特に、私のような技術屋だと、その傾向が顕著です。
「この分野なら誰にも負けないといえるものはありますか」

と聞かれても、技術レベルが高い人ほど
「上には上がいる」と思っていますから、
「そんなことを言われても、自分はまだまだですから」
という答えになるわけです。

 

また、「強み」というと、自分で「すごいことだ」と思っていないと
「強み」と思わないのですが、えてしてその人の一番強いところは
その人にとって当たり前になっていることが多いです。

なので、周りや市場から見ると「すごい!」ことでも、
本人はそれをすごいと思っていないので、
「強みは何ですか?」と聞かれても、答えとして出てこない。

 

それで、本人が「がんばってやっていること」を強みだと思い込んで
一番強いところではない強みを前面に押し出したりします。

 

なので、「強みを見つける」というのはちょっと難しいんですよね。

 

よほどいいコンサルタントが、長時間関わると、
「それは強みですよ」というポイントを見つけられるんですが、
多くの場合、そこまでのお付き合いにならず、見つけきれない。

そこで、コーチングの観点から、強みを見つける質問を
ご紹介しておこうと思います。

 

それは、
「同業他社を見て、レベルが低すぎて腹が立つのはどんなことですか?」
という質問です。

 

もちろん、腹が立たなくてもいいんですが(笑)、
「どうしてこんな簡単なことができないんだろう?」と
思わず思ってしまうポイントを見つけるんです。

 

同業他社、ということは、あなたの会社と近い専門性を持っています。
それにもかかわらず、「簡単なことができない」という場合、
それは同業のレベルが低いのではなく、あなたのレベルが高いのです。

自分ではそれを「普通」と思っているので、
相対的に同業他社のレベルが低く見えるだけ。
実際は、同業他社が普通で、あなたの会社のレベルが高いんです。

 

あなただけが、それを「普通だ」と思い込んでいるだけです。

 

「強み」というのは、比較対象があってはじめて「強い」と言えます。
他社と比べてレベルが高ければ、「強み」なんです。

 

下を見て安心する、ということではなく、
どこまでもレベルは高めていきたいですが、

現状で他社よりも高いレベルにあるのであれば、
それは現時点での「強み」としてしまえばいい。
それをさらに磨いて、誰もついてこられないレベルにすればいいんです。

 

「ウチが強いところは?」と考えるとわからないことも、
「他社が弱いところは?」と考えると見えてくる。
こういう視点の変化を持つと、答えが見つかりやすくなるんです。

 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

同業他社のレベルが低すぎて頭にくることを探してみよう


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