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若手社員のやる気を削いでいるのは何か

「今どきの若い奴らは、覇気がない」
「若者世代は、どうも無気力だ」
そういうことが言われていますね。

若い社員がもっと元気になって、会社を引っ張る原動力になってほしい。
それが、経営者の願いなのではないでしょうか。
 

では、彼らのやる気が出ないのはなぜなのか?
 

今日、息子を保育園に送る車の中で、ラジオからこんな話が聞こえてきました。

「仕事を楽しむっていうのが、今のトレンドなんですけどね、
 それをけしからん、っていう人がいるんです。
 仕事は楽しいものじゃなく、苦しくて耐え忍ぶものだ、って。

 僕はね、これは昭和の古い価値観だと思うんですよね。
 仕事は本来、楽しむものでしょう」

まさにこれ。私の意見もほぼ同じです。
 

若い人たちは、それを情熱的に表現しないかもしれませんが、
きちんとやりたいこともあるし、やる気もあります。

仕事を通して自己実現したい、会社をもっと良くしたい、
目標を達成したい、楽しんで仕事をやりたい。
そういう気持ちも、ちゃんとあります。

ただ、それを「昭和のおっさんたち」が潰しているだけなんです。
 

「自己実現なんてくだらない。そんなことを言う前にやることをやれ」
「会社を良くしたい? まだ会社のことなんてわからないくせに」
「目標を達成するのはあたりまえだ。そんなことをわざわざ言うな」
「仕事を楽しむ? ふざけるな。真面目に歯を食いしばってやれ」

昭和のおっさんたちが、みんなこんなふうだとは言いません。
以前紹介したM先輩も昭和生まれですが(ていうか私もですね)、
楽しんで仕事をしつつ、後輩を楽しませることを忘れていませんでした。

ただ、わりと多くの「昭和のおっさん」が、
「仕事を楽しむ」という姿勢を無意識に潰しているのを
目の当たりにしてきたので、これはいかんと思っています。
 

実際、私も「仕事は楽しむべき」と思ってますので、
そのように言うことが多いですが、
「楽しむなんて、ふざけたことを言ってちゃいかん」と
後から言われたことがあります。

ただ、その方は柔軟な方だったので、
「だけど、中城さんが言うように、楽しくなさそうなところに
 人が集まるわけがないんだよね。
 それを聞いて、はっと気づいたんだよ。楽しい方がいいよね」
と、わかってくれたんですけどね。
 

誰だって、苦しいより楽しい方がいいに決まってます。
だったら、仕事だって会社だって、楽しくやればいいじゃないですか。

楽しいというのは、楽をするということではありません。
苦しい状況も楽しい感情で乗り越えるということです。

若い世代のやる気を摘み取らないで、
一緒に楽しむという思考で取り組んでみませんか?
 

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