縁あって、千葉県にある有名な会社の管理職の方と食事をしてきました。
詳細は書けませんが、ざっくりいうと、
「現場の作業員で、年配の人が、会社の方針に抵抗する」
「基本的に新しい取り組みには反対し、要求に従わない」
という感じです。
これは別に、年配の人に限った話ではありませんが、
会社の方針に対して、非協力的な社員というのはいるもので。
「基本的に文句を言うところから始まるんです」
「そのくせ、責任は取りたがらないし…」
ということで、だいぶ困っていたようです。
この、「自分の要求ばかりを主張する」
「意味もなく反抗する」「自分の仕事を変えたがらない」
という人は、多くの場合、共通の心理的パターンがあります。
それが、
【承認欲求が満たされていない】
という点です。
「自分は認められている」「重要な存在だ」という実感は
私達の根源的な欲求のひとつです。
逆に、「私は認められていない」「私は必要ない人間だ」
と実感するのはとても怖く、できる限りそれを避けようとします。
自分が認められていないと思うと、認めてほしくて
強硬な姿勢になったり、文句を言ったり、言うことに従わなくなったりします。
そうしないと、自分が保てないのです。
…ということで、「その社員さんを承認すれば、態度が軟化しますよ」
とお伝えしたところ、
「そういえば、いつもぜんぜん褒めてないです」
「むしろ、『お前は使えない』とばかり言ってました」
と、普段の部下への接し方を省みていただけました。
「ほめるのも簡単ではないですが、少しずつ始めてみてくださいね」
ということで、小さな行動からお伝えしておきました。
今の日本は、「ほめる」という文化がまだまだ根づいていません。
多くの日本人が、「承認」に飢えています。
もちろん、解決すべき問題はそれだけではないのですが、
承認は、すぐに、コスト0でできて、効果的な方法なので、
今までやっていなかった方には、とてもオススメなのです。
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