★天才だけど活躍できない人、天才じゃないけどNo.1になる人
今日はちょっと力を抜いて、マンガ・アニメ「ハイキュー!!」から、
「天才だけど日の目を見ない人」と
「天才じゃないけど成果を出す人」の違いをお話ししようかと。
「ハイキュー!!」はバレーボールのマンガで、
アニメ化もされ、海外にもファンが多い名作なんですが、
この中に「天才セッター」と「天才じゃない先輩」が出てきます。
(セッターはスパイクを打つ前のトスを上げる人)
この違いが、とてもよく描かれていると感じたんです。
天才セッターは影山君といって、
中1の頃からたぐいまれなセンスと才能を発揮し
「あいつはすごい」「あいつには敵わない」と言われた人です。
ちなみに影山君は主人公と同じ高校に入りって活躍しますが、
入学前の評価はかなり悪いものでした。
対して、先輩は及川さんといって、影山君の2年先輩です。
(なので作中では高校3年生です)
影山君のような才能やセンスはないけど、超強豪校で主将を務めます。
中3のときに宮城県の大会で「ベストセッター賞」なるものを受賞し、
県内でNo.1のセッターだという評価を受けます。
さて、能力としては影山君の方が圧倒的に高い。
精密なトス、状況判断など、セッターの能力は圧勝でした。
だけど、影山君は大会途中で交代させられ、試合に出してもらえなくなり、
及川さんはチームを準優勝まで導いた。
(化け物みたいな強豪がいて、優勝はしないんですが…)
この違いは、何なんでしょうか?
作中で描かれる影山君と及川さんの違いは、
・影山君は自分が上手くなり、自分が試合をコントロールしようとする
・及川さんはメンバーの能力を引き出し、力を発揮しやすい環境を作る
というところでした。
バレーボールは6人で行います。
作中でしきりに
「6人で強い方が勝つんだよ」
「一人で勝てるわけないんだ」
「コートのこっち側は全部味方」
と言われ、チームの力について表現されているように、
1人の天才がいる「だけ」では、勝てないスポーツなんだそうですね。
で、最近私、これを仕事でも実感しています。
一人の超優秀な社員がいる、または一人の超優秀な社長がいる、
ということよりも、
10人の普通の社員が最大に力を発揮できる
というほうが、全体の力は強くなるんじゃないか、と。
今、弊社では新しい取り組みとして、
営業社員へのコーチングサービスを始めたんですが、
これは代表の私がコーチングするのではなく、
弊社で育成してきたコーチにコーチングしてもらっています。
私は職人気質が強いので、人にコーチングを任せるのに不安があったのですが、
それでも彼らを信じて任せてみると、
私想定以上のいいコーチングをしてくれたんです。
当然、経験年数や学習量が違いますから、
私と同じことはできないし、改善すべき点もありますが、
それでもクライアントさんからの評価は高く、
2回ほどのコーチングでさっそくモチベーションに変化の兆しが出ています。
(全7回なので、この先が楽しみ!)
私がこの取り組みで気をつけているのは、
・事前にできるだけ、トレーニングをしてスキルを高める支援をする
・コーチングの録画を見て、前向きなフィードバックをする
・コーチング以外の業務(報告書など)は効率化して、最低限の負担でできるようにする
のように、できるだけコーチの皆さんが力を発揮できるように
環境を整え、できる支援をしていくこと、です。
この取り組みを始めたら、一度に11人の営業社員さんに対して
その営業力を高める支援ができるようになりました。
コーチ5人でやってますので、まだまだリソースに余裕があります。
たぶん、50人くらいはサポートできるだろうと思っています。
私一人で、毎月50人のコーチングをすることはできません。
(できないことはないけど、けっけおキツいです)
だけど、「チームの力」を最大に使うことで、
より多くの貢献ができる。
・・・ということを、最近実感したのでした。
知識としては知ってたんですけどね。
実感を伴ってはいなかったので。
自分の能力を高めることや、その才能を発揮することは
とても尊いし、楽しいし、やりがいもあります。
これを「やらなくていい」というわけではありません。
ですが、「自分だけで完結する」「自分だけが強い」ではなく、
「仲間の力を最大化する」ことでできることは、非常に大きいです。
私たち中小・零細企業は、どうしても社長がNo.1プレイヤーになりがちですが、
社員の能力を引き出し、最大に活かすことで
もっと多くのことができるのではないでしょうか。
「及川さん」のアプローチを、ちょっと気にしてみると
新しい何かが見えるかもしれません。
※ちなみに影山君は試合の中で成長して、仲間と協力することを覚え、
及川さんに迫る名セッターになるんですが、それはまた別の話。
気になる方は「ハイキュー!!」見てみてくださいね。
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