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「君は教師失格だ」

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先日、秋葉原に行ってiPodの充電ケーブルを見つけました。
私、iPhoneは16GBですが、iPodは64GBを使っています。
なので、動画などもじゃんじゃん保存してあるんですね。

今回の出張のお供に、いくつかの映画や映像を入れてきたんですが、
その中に『Mr.Holland's Opus』という映画がありました。

これは10年前のアンソニー・ロビンズのセミナーでもかかっていて
とても気に入っている映画なんですが、その中にこんなシーンがありました。
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体育教師のビルと、音楽教師のホランドが、話をしています。
ビルの教え子のルーに、音楽を教えてほしいということで、
音楽が苦手なルーに、ドラムを教えるという話です。

ビル「ルーはどうだ?」
ホランド「全然ダメだ。やはり多少でも音楽の基礎がないと」

ビル「頼むよ、あいつはここで落第させたくないんだ」
ホランド「やってるよ、最善を尽くしてる。でもダメなんだ!」
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ルーは致命的にセンスがなくて、リズムが取れず、
太鼓を叩くときもみんなに合わせられません。

ホランドは懸命に教えますが、なかなかうまくならない。
ビルに対して、「もう無理だ」と言い、さじを投げかけます。

するとビルは、こう言いました。
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ビル「それじゃお前は、教師失格だ」
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「本人にやる気があるのに、ドラムも教えられない?
 それじゃ、教師失格だ。
 あいつに残されたただ一つのチャンスなんだぞ」
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これは、とても重要な言葉だと思うのです。

世の中の多くの人は、「できる・できない」で評価します。
そして、能力が足りないと「できない」と評価し、
「彼はダメだ」「無理なんだ」「努力はしたけどダメだった」と
諦めてしまうわけです。

もちろん、たとえば仕事だったら、結果を求められますから、
結果が出せなければ別の分野を考えるなど、諦めることも重要です。
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ですが、「人を育てる」という点から考えると、
ただそれだけとも言えません。

本人が何とかしたいと思っている。努力もしている。やる気もある。
その上で、そのやる気を活かしてあげることが、
教育者として、育成者としての役割なのではないでしょうか。

そのやる気に応えて、最善を超えた最善を
尽くしてもいいのではないでしょうか。
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あるコンサルタントの人と飲んでいるときに、
「○○さんはね、あれはダメだね。何を言っても変わらないし、
 ああいう性格なんだろうね」
と、自分のクライアントを悪く言っていることがありました。

ですが、コンサルタントに本気で依頼してきてるわけですから、
少なくともある程度はやる気があるわけです。
それを、陰でこんなふうに言っているのは、とても気持ちが悪かった。

私が「じゃ、どうしたらいいんでしょうね?」と質問しても
「どうしようもないよ、言ったことをやらないんだもん」と
あくまで○○さんが悪いという前提で話しているのを聞いて、
自分はこうはなるまいと思ったことがあります。
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相談する本人からすると、自分に残された数少ないチャンスだし、
もしかするとなけなしのお金を投資して相談しているかもしれない。

私はその本気を裏切るようなことはしたくないと思っていますし、
何が何でも、どんな手を使ってでも、よくなってもらうと決めています。

この姿勢を持たずして、人の支援はできないと思っています。
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そんな大切なことを思い出した、北陸新幹線の旅路でした。
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