コーチングを始めて、およそ10年。
さすがにコーチの中でもキャリアの長い方になってきまして、
初心者の方から「どうしたらうまくなれますか」
という質問をいただくことも多いです。
また、昨日は研修会社の方から、
「コーチング研修をやったけど、受講者が現場で使えていないんです」
というご相談を受けました。
コーチングというのは、それまでのコミュニケーションとは
方向性が違うので、習っても使いこなすのが少し難しいんですよね。
では、どうやって使いこなせばいいのか。
私がこの10年でやっていたことと言えば、
【大量にコーチングをやる】
ということです。これに尽きます。
下手でもいいし、失敗してもいいので、とにかく数をこなす。
今までやっていなかった技術なんですから、
練習しないでうまくなるわけがありません。
野球にしてもゴルフにしてもカラオケにしても、
やはりたくさんやっている人が上手です。
コーチングだって同じですから、
上手になりたいと思ったら、とにかくたくさんやることです。
・・・というと、身も蓋もないですから(笑)、
「たくさんやる」ためのヒントだけ、お伝えしておきます。
1.小さいことを、たくさんやる
60分のフルセッションを練習するとなると、手間も時間もかかります。
5分や10分のミニセッションで数をこなすほうが、
心理的な抵抗が小さくて済むので、結果として長時間練習できます。
2.1つずつ練習する
コーチングを学ぶと、いろいろな技法を学びますが、
慣れないうちに一度にいくつもの技法を使うと、全部が中途半端になります。
「オウム返しだけ」「目標設定だけ」のように、1つずつ練習しましょう。
3.日常の中で練習する
たとえば「傾聴」などは、コーチング中でなくても使えます。
わざわざセッションの形にしなくても、普段の会話の中で
ちょっとしたことなら練習できます。
このように、練習はいくらでもやることができます。
そして、練習すればするほど、スキルは自分のものになっていきます。
「知っているだけ」から「実際に使える」レベルに成長し、
仕事のやり方やコーチングセッションの質が、格段に上がります。
そうは言っても、楽しみながらやるのが一番。
あまり気負わず、仲間と楽しく練習すれば、上達も早いですよ。
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