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専門性が高いように見せる、ちょっとした話し方

今日は、クライアントのAさんに教えた、
ちょっとしたテクニックをご紹介しましょう。

これは、「あ、この人は専門家っぽいな」と思わせる
セミナーやプレゼンでの話し方のテクニックです。
 

Aさんは、医療関係の専門家で、近いうちにセミナーをやるということで
そのセミナーの構成を一緒に作っていたんです。

どうすればうまく伝わるか、どうすれば興味を持ってもらえるか、
という話を何回かに分けてやってきたんですが、
その中で一貫してお伝えしたのが、

「中学生でもわかる言葉で話す」
ということです。
 

よく、自分の専門性をアピールしようと、専門用語をたくさん使って
プレゼンをする人がいますが、これは思いっきり逆効果です。

聞いている人は、自分に関連のない専門用語が出てくると、
「こいつは不親切だ。話し方がわかりにくい」
という評価をして、話への興味を失ってしまいます。

なので、誰でも知っていて、わかり易い言葉にかみ砕いて話す、
というのがプレゼンの鉄則なのです。
 

難しそうな話をかみ砕いて、わかりやすく話してくれる話し手には
聞き手も心を開いて、聞く耳を持ってくれるんですが、
そんな中でプラスして一つ、さらに専門家っぽくする方法があります。

それは、
【専門用語を使って話し、直後にかみ砕いて言い換える】
というものです。
 

たとえば、
「そういう場合は、ペーシングを使うんです。
 あ、すみません、ペーシングっていうのは、話のテンションを合わせて
 信頼関係を作る心理学のテクニックなんですけどね・・・」
という感じでしょうか。

相手に馴染みのなさそうな、専門用語をひとつだけ、わざと使い、
「あ、つい専門用語を使っちゃいました。簡単に言うとこういう意味です」
というふうに、すぐに解説を入れるんです。
 

こうすると、
「私にとっては、専門用語は日常的に使っているものなんですよ」
「それが専門用語で、皆さんに馴染みがないことはわかっていますよ」
「馴染みがない言葉は、わかるように説明できますよ」
ということを、暗にほのめかすことができるんですね。
 

まあ、こんなことをしなくても、「中学生にわかるレベルで」話すだけで
十分聞き手の信頼感を得ることはできるんですが、
一段レベルアップするための、小ネタということで。

人に説明する機会のある方は、ちょっと試してみてくださいね。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

難しい言葉を使って、それを即座にかみ砕いて説明しよう


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