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視野を広げるための「疑いの質問」

経営者は、幅広い視野を持っていることが求められますよね。
木を見て森を見ず、ではまずいわけで、
いろいろな視点・観点から状況を判断する必要があるわけです。

では、この「幅広い視野」は、どうすれば身につくのでしょうか?
 

実はコーチというのは、経営者以上に「幅広い視野」を求められます。
クライアントが気づいていない「別の視点」を提供するのが
コーチの仕事ですから、コーチの視野が狭いと、それができないわけです。

では、コーチはどうやってそれを身につけるかというと、
「質問」で身につけます。
 

私たちの思考は「質問」でできています。
質問されるから、それについて脳が考えて、答えを出す。
質問がないと、答えが出せないのです。

ですから、質問をうまく使うと、幅広い思考を持つことができます。

具体的にいうと、
「他に、どんな考え方があるだろうか?」
「まだ気づいていない答えはないだろうか?」
というような質問になりますかね。

こういう質問を、自分自身にいつも投げかけているんです。

 
そういう「質問」の中で、特に有効なものがありまして、
これは視野が狭まってしまった人の思考の幅を広げるのに
とても有効な質問です。

その質問とは、
【本当に、それしかないですか?】
という質問です。
 

この質問を使うのは、相手が
「○○しかないですよね」
という言葉を使ったときです。

「新規顧客を増やすには、とにかく営業で訪問するしかないですよね」
という意見が出たときに、

【本当に、それしかないですか?】
と問うと、

「〜しかない」という限定的な思考に疑問が生じます。
疑問が出てしまうと、それを解決したくなりますから、
「本当に他の方法はないのだろうか?」と考え始めます。
 

「〜しかない」というのは、他の可能性をすべて否定してしまう。
使い方によっては有効な言葉遣いなのですが、
ほとんどの人は、単に選択肢を狭める使い方をしています。

だから、「〜しかない」に疑問を持つことで、思考の幅を広げ、
もっといいアイディア、もっといい戦略を考える。

コーチは、そういう思考をいつもしているので、
柔軟性が高く、いろいろな視点で物事を考えられるのです。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

「〜しかない」を疑ってみよう


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