★部下との面談で「やってはいけない」対話のしかたとは
最近、仲間のコーチにあるフィードバックをしたんですが、
それが多くのマネージャーさんにも役立つかも、と思ったので
今日はそれを少しだけ、共有しようと思います。
よく、上司・部下の面談で
「目標管理シート」とか「人事評価シート」とか、
そういう面談ツールを使って面談するときがあるじゃないですか。
今季の目標が何で、それがどれくらいできていて、できていなくて、みたいな。
こういう、面談用のツールを使って部下と面談するとき、
けっこう多くの人がやりがちな、「NG面談」があるんです。
最近、仲間のコーチに協力してもらって、
クライアント企業の社員さんにコーチングを提供しています。
弊社で開発した目標達成プログラムを使っていて、
ワークシートを使ってコーチングしているんですが、
ここでも何人かのコーチが、同じことをやってしまっていました。
それが、
「ツールを埋めることが目的になってしまう」
ということです。
「今週の達成具合はどれくらいですか?」
「今週は調子が良くて、120%達成です!」
「そうですか。では、達成できた要因は何ですか?」
「・・・客先を積極的に訪問したから、ですかね」
「わかりました。では、来週の目標達成に向けて何をしますか?」
「・・・(続く)」
という具合に、相手が答えたらそれをシートに記入して、
そのまま次の質問に移る。
これだと、対話・会話が成り立っていませんよね。
部下は
「ただ機械的に聞かれているだけ」
「自分のことを見て・聞いてくれていない」
と感じます。
最近は1on1用のツールもよく出ていますし、弊社でもプレゼントしています。
たしかに、何を聞くべきかが明確になるので便利ですよね。
弊社の1on1シートもそうですが、問題点が整理できたり
前向きな考えを導いたりする構成になっていますから、
シートの順番に質問するのは重要なことではあります。
ですが、コーチングでも1on1面談でも、
目的はツールを埋めることではありません。
ツールを使うことで、
【部下がより前向きに仕事に取り組めること】
【その結果、部下の能力や生産性が高まること】
これが目的のはずです。
それが、「機械的に処理される」「自分を見てくれていない」
と思われる使い方をしていたら、本末転倒です。
ツールはあくまで、面談を補助するもの。
相手の回答をきちんと受け取って、「人と人の対話」として
自然な反応を返すようにしましょう。
「今週の達成具合はどれくらいですか?」
「今週は調子が良くて、120%達成です!」
「おお、すごいじゃないですか! やりましたね!」
「ありがとうございます。自分でもびっくりしてます(笑)」
「○○さんの実力が発揮されたんですね〜」
「そうですかね? そうだといいんですけど(照)」
「今回の120%って、どうして達成できたんですか?」
「それはですね・・・」
って感じですかね。
文字からでも、部下が気持ちよく話している様子がわかると思います。
上司も部下も、コーチもクライアントも、みんな人間です。
人間は感情の生き物ですから、それを無視することはできません。
数字や行動計画もものすごく重要で、ビジネスでは特に無視できませんが、
感情のない機械的な関わりではなく、
そこに気持ちを汲み取り、それを共有できるような関わりができると
よりやりがいをもって、モチベーション高く仕事ができるのではないでしょうか。
ツール以外の関わりも、少しずつ取り入れてみてくださいね。
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普段忙しい管理職の方には、こう思う方が多いのではないでしょうか?
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