私が飲食店でアルバイトをしていた頃のことです。
大学生の頃、居酒屋で調理のアルバイトをしていたんです。
ただ、どんなに贔屓目に見ても、動きは遅いし要領は悪いし、
はっきり言って「使えない」人材でした。
まあ、こういう仕事は私には向かないんでしょうね(開き直り
で、これだけ使えない人材なので、料理の提供も遅く、
いつも先輩たちに「早くしろ!」と怒鳴られていたんですが、
そのときの上司で、松田さんという人がいまして。
この松田さんからのダメ出しは、今でもよく覚えています。
「中城な、お前は仕事は丁寧だし、料理の出来もいい。
先輩の○○より、その点はずっと信頼してる。
・ ・ ・ だ が 遅 す ぎ る っ !」
ええ、やっぱり「遅い」と言われてたんですが(笑)、
ただ「早くしろ」「遅い」と言われたのと違って、
20年経った今でも、よく覚えているんです。
それは、先に「いいところを承認してくれた」ということ。
「お前、遅いんだよ」と言われても、あまり響きません。
というか、基本的に人はダメ出しには耳をふさぎます。
だけど、先に1回承認されてしまうと、
「全否定されているわけではない」という安心感から
その後のダメ出しを受け入れる体勢ができるんです。
ぶっちゃけ、当時の私の仕事の質は、決して高くはなかった。
けど、松田さんは、全体的にダメな中で、マシだったところを認めて
その上でのダメ出しをしてくれたんです。
なので、「遅すぎるっ!」と、半ば絶叫気味に言われましたが、
そこは受け入れることができたんですよね。
ただ、当時の私は、どうすれば早くできるかを知らなかったので
結局仕事のスピードは遅いまま、辞めることになりましたが。
そこを具体的に教えてもらっていたら、今頃飲食店で働いていたかも…?
・・・うん、それはない(断言
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