★なぜ、「やるべきこと」に取り組めないのか
先日、長年コーチングさせていただいているMさんが
こんなことを言っていたんです。
「最近、『やっておいたほうがいいこと』に取り組めないんです。
勉強とか、自分の将来を考えるとか、
やったほうがいいのはわかってるんですけど、
仕事が終わって家に帰るとついだらだらしちゃって・・・」
やるべきこととか、やったほうがいいことがあるのに、
なぜか着手できないってこと、ありませんか?
・・・私はあります(笑)
で、コーチングなので、それを解決して
行動できるようになってもらう必要があったんですが、
Mさんの会話の中に、そのヒントがありました。
そのヒントというのが、
「Mさんは、人のために頑張りすぎている」
「その頑張りが報われていない」
ということでした。
詳細は伏せますが、Mさんはすごく頑張っているのに、
周りから「やって当たり前」と思われていて、
ほめられも感謝されもしないんだそうです。
そうなると、いわゆる「心のエネルギー」を出しっぱなしになり、
それが補充されないので、
ガス欠の車みたいになってしまうんです。
それをフィードバックした上で、
「Mさん、心のエネルギーを使い果たしていませんか?」
と聞くと、
「あぁ、そうかも知れません。
そういえば、子供のために頑張るのは大変だったけど、
子供の成長を実感する喜びがあったので辛くなかったんですよね。
今は職場のためなんですが、別に喜びとか、ないですし」と。
私たちは、理性と感情の両方を使って行動しています。
理性(頭)は、車でいうところのハンドルのようなもので
どちらに向かって、どんな行動を取るかを判断したりします。
そして、感情(心)は、エンジンのようなもの。
感情のエネルギーによって、実際に行動をとっているんです。
なので、感情が動かないと、
「頭ではやったほうがいいとわかってるのに、動けない」
という状態になってしまいます。
多くの人が感情を軽視しがちですが、
感情こそ、私達の行動に必須のエネルギーなんです。
というわけで、Mさんには「充電しましょう」と提案して、
Mさんの感情が満たされる時間を過ごしてもらうことにしました。
もしあなたが、
「やるべきなんだけど、なかなか行動に移せない」
という状態だったら、
一度「やるべきこと」を脇において、
感情を満たす時間を作ってみるといいかもしれません。