さて、今回、法事で富山には来たのですが、
法事の中で、お坊さんのお話がありました。
仏教の教えを、少しだけ話してくださるんですよね。
私、宗教や宗派に限らず、こういうお説教がちょっと好きだったりします。
仏教では、煩悩が人間に苦しみをもたらすと言われ、
その煩悩の大きなものに、「三毒」というものがあるそうです。
必要以上に欲しがり、執着すること
怒ったり憎んだりすること
仏の教え(真理)に生きていないこと
これらが、苦しみのもと、「煩悩」だというんですね。
そして、この煩悩を無くしていくのが、仏教の修行なんだそうで。
私は、これを聴いていて、「仏教は大変だなぁ」と思っていました。
やっぱり、欲しいものは欲しいし、怒るときは怒るし、
真理を知るなんて、一生かかってもできるかどうか・・・
お寺で修行しているお坊さんというのは、すごいなぁ、と思うのです。
で、こう思っていたところに、お話の続きが。
「それで皆さん、煩悩がなくなればいいと思うでしょう?
だけど、それは無理なんです。
煩悩のない人は、悟りを開いた仏様だけなんですよ」
「私たちの修行は、煩悩をなくすことではなく、
煩悩を受け入れることなんです」
あー、それならよく分かる!
煩悩がある自分を受け入れて、それすらも自分であると知る。
欲深い自分、怒ってしまう自分、道を踏み外す自分。
こんな「良くない」自分も、向き合って受け入れる。
これって、仏教に限った話ではなく、コーチングでも同じなんです。
ダメな自分であってはいけないから努力するのではなく、
ダメな自分さえも受け入れ、愛する。
その上で、より良い自分になるために、努力する。
これが、健全な自己研鑚です。
この「受け入れる」のが難しいので、幸せになれない人が多いんですよね。
きっと、仏教も深く学ぶと、面白いんだろうな、と思った法事の席。
自分の分野以外の話を聞くと、学びが深くなりますね。
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