ブログ 能力開発×コーチング コーチング ビジネス

大変な状況は、自分が作っている

先日、理容業をやっているIさんと話していたときのこと。
Iさんの一言がヒントになって、いいアイディアが浮かびました。

理容室、つまり床屋さんは、全国に13万件ありまして、
組合に加入している店だけでも、6〜7万件はあるんだそうです。

なので、そこに対して役立つものを提供することで
大きなビジネスができるのではないか、という話です。
 

この話だけでも、かなりいい感じのマーケティングの事例になるんですが、
それは今回は置いておいて。

今日はそのアイディアが出てきたときの、私の反応についてです。
 

私、このアイディアが出たとき、ふとある思考が浮かんできたんです。
それは、「こんなに簡単に儲かっちゃっていいのか?」という思考です。

この思考に気づいたとき、私の中に
「儲けるためには、難しいことをクリアして努力しなければいけない」
という考え方が存在することにも気づきました。

「簡単に儲かる」というビジネスアイディアがひらめいたとき、
あまりに簡単すぎるため、「それでは儲からない」と
そのアイディアを却下してしまうという可能性があるのです。

この自分のパターンに気づいたとき、
「あー、コーチと言っても、自分はまだまだ常識に縛られてたな」
と反省したのでした。
 

スピリチュアル系の人に言わせると、「この世のすべてのことは、
自分自身が作り出している」なんて言われますが、
これはある意味、的外れでもなんでもないのです。
 

前にいた人の事例ですが、「恋愛は傷つくもの」という考え方の人がいました。

すると彼女は、傷つかないような幸せな恋愛をしたときに、
「そんなはずはない、きっといつか傷つくはずだ」
「傷つかない恋愛なんて、あるはずがない」と
今の幸せな恋愛が「おかしな状況だ」と認識するようになります。

自分を傷つけない優しいパートナーに意地悪をし、
「ほら、これだけやれば怒って私を否定するでしょ?」
「ほら、こんなに意地悪なんだから、私を傷つけて捨てるでしょ?」
と、自分が傷つく状況を頑張って作ってしまう。

それで、ちょっとでもパートナーが怒ったりすると、
「ほら、やっぱり恋愛は傷つくのよ!」と
「恋愛は傷つくものだ」という考え方を強化してしまうのです。
 

このように、私たちの「認識」が、状況を作っている。
すべてのことがそうなんです、と言い切るつもりはありませんが、
経験上、この法則が当てはまる人は非常に多かった。

ですから、私がコーチングするときは、
相手の中の「考え方」に意識を向けて、そこの不具合を確かめる事が多いです。

自分が何か、思ったようにいかないとき、
「どうすればいいのか」と考えるのはとてもいいことなのですが、
その前に「どんな考え方が、この状況を作ったのか」と
自分の「常識」を見直してみるのも、一つの突破口になるかもしれません。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

常識を疑って、「ありえない!」ことも可能性に入れてみよう


あなたの潜在能力を目覚めさせるメルマガ

不定期で、コーチングやメンタルに関するメルマガをお届けしています。

あなたが眠らせていて、自分でも気づいていない能力を目覚めさせ、
ビジネス・人間関係・日々の感情・健康など
あらゆる分野を充実させるヒントをお送りします。

(今までのメルマガの例)
・なぜ、メンタルが変わると売上が伸びるのか?
・セミナーで上がったモチベーションを持続させるには?
・能力が高いのに自信がない人の、「本当の自信」のつけ方
・社員のやる気を出す、2つの「目標」の使い方

こちらのフォームに、お名前とメールアドレスを記入して送信してください。

-ブログ, 能力開発×コーチング, コーチング, ビジネス

© 2024 眠っている能力を目覚めさせて、望む結果を創り出す パワーコーチ株式会社