能力開発×コーチング コーチング

禁酒・禁煙するときに忘れちゃいけないこと

昨日、勉強会で
「お酒? やめたければやめられますよ」
「同じ理屈で、タバコもだいたいやめられます」
と言ったら、

「それ、すごく難しいことですよね」
「どういうふうにするんですか? 興味あります」
と言われ、

あー、たしかに、やり方を知らないと難しいよな、
と思ったので、今日はその話を少しだけ。
(知ってても難しいかw)

 
ある自己啓発のセミナーで、禁煙セッションというのがあるそうです。
私は参加したことがないんですが、参加した何人かの方から
どんなことをやってるのか聞きました。

やってる内容を聞くと、
「もう嫌だと思うまで、タバコを吸わせ続ける」
というものらしいんですね。

「吸いたいけど我慢しよう」では続かないけど、
「もう吸いたくない」ならやめられる、
という理屈です。

 
そのアプローチには賛成ですし、私もその方向でアプローチします。
「吸いたくない」になれば、我慢する必要がないので
禁煙が長続きしやすいですからね。

 
ただ、これ「だけ」だと、うまくいかないんです。

だって、お酒を飲む人ならわかると思いますが、
二日酔いの朝には「もうお酒なんていらない!」って思ったのに
その日の夜には「どこに飲みに行こうかな」ってなるじゃないですか(ならない? 私だけ?w)

「もう嫌だ!」という感情は一時的なものなんです。

 
強いネガティブな感情を与えるというのはいいんですが、
そこで終わらせるのではなく、その強い感情を利用して
根本的な変化を起こさないといけないんです。

 
じゃ、どうするのかって話ですが、
全部書くとえらく長くなるので、
ポイントだけを解説すると、

「その人にタバコを吸わせていた原因を解消する」

ということです。

 
人がタバコを吸う理由ってさまざまですが、

たとえばタバコを吸うことで喫煙所仲間みたいのができて、
喫煙者同士の情報交換ができるとか

タバコを吸うことに男らしさを感じていて、
喫煙によって男らしさをアピールしているとか
(えらく時代遅れな感じもしますがw)

タバコを吸って手を止めることで、頭と身体をリラックスさせるとか、

そりゃもう、いろいろあります。

 
その「原因」の方をどうにかしないといけないんです。
でないと、

タバコをやめたら、喫煙所仲間と楽しく会話できない
→だったら、ちょっとだけ吸っちゃおう

タバコをやめたら、男らしさアピールができない
→じゃ、女子の前では吸っちゃおうかな

タバコをやめたら、リラックスする場がなくなる
→仕事を頑張ったときは1本だけ吸おうかな

ってなっちゃうわけです。

 
なので、たとえばですが、

タバコを吸わないで喫煙所に行って、コーヒーでも飲みながら
仲間と会話するんでもいいよね?
(前職で私、コレやってました)

タバコじゃなくて、筋トレで男らしさをアピールしたら
健康にもなるし、そっちのほうがよくね?

タバコを吸わなくても、アロマとかでリラックスしたら?

 
みたいに、タバコを吸っていた理由になる要素を
タバコ以外で満たせるようにして上げる必要があるんです。

 
先の自己啓発セミナーの先生は、
きっとわかっていてやってるんだと思います。
タバコをたくさん吸わせるのは、デモンストレーションなのでしょう。

ただ、それを見た人が、表面だけを真似して
クライアントを痛めつけるみたいなことは
してはならないよな、と思ったのでした。

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