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上手な反省のやり方

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一昨日のメルマガで紹介した、クライアントKさんのお話。
「反省点がたくさんある」というので、そこを深掘りすると
どうも「反省」ではなく「後悔」していた模様。

これをプラスにするために、コーチング的アプローチを取りました、
といったところで、パソコンの電池が切れたのでした(笑)
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さて、営業がうまくいかなかった相手に対して
「後悔」している(自分の問題点を考えて残念がっている)とき、
コーチングではどう対応するのでしょうか?

個人が特定できない範囲で「どうやったのか」をご紹介します。
今回はメールでのミニコーチングだったので、
実際のやりとりの一部を抜粋してお届けしますね。
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まず、私が訊いたのは、
「後悔しているということを、自分でどう評価しますか?」
という質問です。

「後悔」の定義は人それぞれですから、Kさんの中では
そんなにたいしたことがないのかもしれない。
なので、まずは「後悔」に対する評価を確認します。

すると、
「事前の対策不足」「経験不足」「後悔だけでは意味がない」
「スキルが不足していた」と、自分へのネガティブな言葉が
どんどん出てきます。

(ちなみに、「後悔」への評価を聞いているんですが、
 「自分」への評価が出てきています。
 それはそれでOKです)
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Kさんが、「後悔」を通して「自分」を責めまくっている。
この状態は、あまりいいものではありません。

しかも、この「自責」は、無意識に行われています。
なので、これを意識化します。

「じゃ、もし誰かに『事前の対策不足だよね』
 『Kさん、経験が足りないんだよ』
 『後悔だけしてても意味ないよ』
 『スキルが不足してますね』と言われたら、どんな気分?」
という質問で、「自分が自分に言っている言葉」を
「他人が自分に言っている言葉」に置き換えてみます。

すると、「うるせーなって思ってしまう」という返事でした。

そう、自分で自分にひどいことを言って責めているのには気づきませんが、
誰かに言われると、やはり嫌な気持ちになるわけです。

こうすると、「自分が自分にひどいことを言っていた」と気づきます。
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それで次にかけた質問が、
「どんな言葉をかけてもらえてたらやる気や勇気が出て、
 『また頑張ろう』と思えるだろう?」
というものです。

すると、
「『あなたは大物だから大丈夫。
 あなたがうまくゆくという結果は何一つ変わらない
 その上でたった一つだけ、今後の改善点を選んでみて。』ですかね。」

こんなに力強い励ましの言葉、プロコーチの私でも言いません(笑)
ですが、彼は自分でこの言葉を導き出しました。

あとは、「自分で自分に、その言葉を言ってみてね」と伝えておしまい。
Kさんはこのまま、自分を勇気づけるコーチになっていくことでしょう。
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「反省」をするときは、たしかに改善点を考えて、
次にどうするかを意識し、行動まで落とし込むのが重要です。

ですが、その前提に「自分を責める」心理があると、
なかなか前向きな思考ができないのです。
それは、感情が前向きになっていないからです。

なので、まずは前向きな感情を作る。
「失敗したけど、大丈夫。私はきっとうまくいく」
こういう言葉で、自分を励ましてあげるのです。

もちろん、部下の育成をするなら、上司が励ましてあげる。
感情を前向きにした上で、次の行動を考えると、
「自分はダメじゃないんだ」という安心感があるので、
前向きな思考で次を考えることができるのです。
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人は「感情」の生き物ですから、この辺を意識してあげると
より高い能力を引き出すこともできるんですよ。
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★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

反省する前に、感情をポジティブにしよう

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