能力開発×コーチング コーチング

他人の目が気になる人が、本当に気にしているものとは?

コーチングしていると、よく
「他人の目が気になるんです」
という人がいます。

 

「他人の目が気になって情報発信できない」
「他人の目が気になってセミナーをやると言えない」
「他人の目が気になって自分の意見を言えない」

他人の目が気になるがために、
自分に対していろんな制限をかけてしまっているんです。

 

こういうとき、どうすれば他人の目を気にせず
自分のやりたいことをやれるようになるんでしょうか?

 

その答えは、「その人が本当に気にしているもの」にあります。

 

当然のことですが、
「他人の目が気になる」という人が気にしているのは、
他の人の目の形や視力などではありませんよね。

「目が気になる」は、別のものの比喩にすぎません。

 

クライアントの方に聞くと、実際気になっているのは
「目というよりは、視線が気になる」
なんですが、これでもまだ比喩表現です。

「その人がどこを見ているかが気になっている」
というわけではありませんからね。

 

そうやって深堀りしたとき、その人が本当に気にしているのは、

【他人から自分がどう評価されるか】

であることが多いです。

 

「他人からどう評価されるかが気になって情報発信できない」
「他人からどう評価されるかが気になってセミナーをやると言えない」
「他人からどう評価されるかが気になって自分の意見を言えない」

こう言いかえると、すごく明確ですよね。

他人の目が気になって行動できない人は、
他人からの評価、特に悪い評価を怖れて行動できない、
と言いかえることができます。

 

では、どうして他人からの悪い評価を恐れるんでしょうか?

 

これも経験則ですが、他人からの評価を恐れる人は、

【他人からの評価によって、自分の評価を決めている】

ということが多いです。

 

他人が自分を良く評価してくれたら、自分も良く評価できる
他人が自分を悪く評価したら、自分も自分を悪く評価する

こうなっているので、他人からの評価によって
自己評価が揺れ動いてしまう。

他人から悪く評価されたら、自分を肯定できない。

こういうメンタルのパターンがある人が多かったんですね。

 

そりゃ、他人からの評価が怖いわけです。
他人の目が気になるわけです。

それによって、自分の評価や存在価値まで揺らいでしまうんですから。

 

なので、他人の目が気になって行動できない人には
「そんなのは気にせずにやってみればいいんだよ」
と言っても無駄なこと。

気にせずにやれるようなら、とっくにやってます。

 

そうではなく、
「他人からの評価によって自分の評価が変化しない」
「他人に依らず、自分で自分をきちんと肯定する」
というプロセスが必要になるわけです。

 

結局、ぜんぶ「自分が源」になっちゃうんですよね。。。


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