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「めんどくさい」と思って動けないときの対処法

コーチングしているとよく出てくる言葉に、
「めんどくさい」
というものがあります。

「勉強しようと思うんだけど、めんどくさくなっちゃって・・・」
「お客さんに電話するのがめんどくさくて・・・」

のような言葉を、誰かが言っているのを聞いたこと、ありませんか?

 

この「めんどくさい」という言葉、非常に厄介です。

というのも、「めんどくさい」と言ってしまえば
「それじゃ、やらなくてもしょうがないね」と
なんとなく納得できてしまうから。

 

しかも、「めんどくさい」にはこれといった対処法がありません。

「時間がない」なら時間を作る方法を教えればいいし、
「自信がない」なら小さな成功体験を積めばいいんですが、

「めんどくさい」はどうすれば解消するか、わからないんです。

 

では、「めんどくさい」ときには、どうすればいいのでしょうか?

 

今までにたくさんのコーチングをしてきた中で
私が今のところ持っている考えではあるのですが、

「めんどくさい」の正体は、【思考放棄】

と捉えています。

 

つまり、「めんどくさい」とは
「これ以上考えたくない」という意味なんです。

 

勉強について、これ以上考えたくない。
お客様への電話について、これ以上考えたくない。
ダイエットについて、部屋の片付けについて、月末の支払いについて・・・

「これ以上そのことについて考えるのが苦痛である」

というのが、「めんどくさい」の正体だというのが私の意見です。

 

そうなると、「めんどくさい」を解消する方法としては、

「そのことについて考える苦痛」を緩和していく

必要があるわけです。

 

ただ、「これ以上考えたくない」ことについて
「苦痛を緩和する方法を『考える』」必要があるわけで、
ちょっと難しいです。

普通にやると、コーチングの心得がないと難しいんですが、
それでもある程度効果がありそうなのが、

 

「めんどくさい理由を、思うままに書き出す」ということです。

 

「書き出す」のがポイントで、目に見える形にする必要があります。

なぜなら、目に見えるように書き出せば、
後で客観視することができるから。

 

一度「何がめんどくさいのか」「なぜめんどくさいのか」を
だーっと紙に書き出していきます。

ここでは、「めんどくさい」を解決しようとか、
「めんどくさくなくなる方法」を考えようとか、
そんなことは考えなくていいです。

 

そして、少し時間を置いてから、書き出したものを見てみます。

自分は本当は何が嫌なのか、何が一番の抵抗なのか、
書いたものを、もう一度冷静になってから見て、考えるんです。

すると、自分の思考や感情のパターンが見えることがあります。
それがわかれば、改善のための方法を考えることができるわけです。

 

その方法については、また別の機会に紹介しますが、
まずは「めんどくさい」と思うことを書き出す。

「やらなきゃいけないけど、めんどくさい」とき、
ぜひ一度試してみてください。


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