私はインターネットの利用歴がけっこう長いです。
学生の頃に買ったパソコンが最初で、そろそろ２０年になろうかと。
もっと長く使っている人もいますが、そこそこ長い方だと思います。
で、ネットを使ったビジネスにもあれこれ手を出していますので、
まぐまぐ、mixi、アメブロ、グリー、twitter、
LinkedIn、Facebook、LINE、Instagramなどなど、
いろいろなサービスを使ったビジネスを見てきましたし、やってきました。
こういうネットのビジネスというのは、流行り廃りがありまして、
主流となるサービスが出たり消えたりします。
一時期はmixiというSNSが主流で、みんながこぞってmixiで集客してましたし、
それがアメブロになったりFacebookになったりする中で、
○○コンサルタントという人が出たり消えたりしていました。
で、今盛り上がっているのは「LINE@」と「インスタグラム」でしょうかね。
そういうネットのサービスを使うと儲かるよ、と
いろんなコンサルタントが言ってるわけです。
では、私はLINE@やインスタグラムをやっているかというと、
別にほとんどやってません。
LINE@はアカウントだけ作ってみましたが、使ってません。
これは、私が新しいものについていけなくなったというわけではなく、
必要がないから使っていないんです。
相変わらず、メルマガとFacebook、自社ブログだけやっています。
なぜ、私には最新で盛り上がっているLINE@やインスタグラムが
必要ないといえるのか？
実際、ユーザー数がどんどん伸びていますし、
テレビでも取り上げられるくらいですから、メディアとしては強いはずです。
でも、私は使わないし、クライアントにも必要なければ勧めません。
その理由は、
【私のクライアントが、LINEもインスタグラムもあまり使わないから】
です。
どんなに優秀な集客ツールでも、見込み客がそれを使っていなければ
お客さまにメッセージが届かないんですよね。
たとえば、１０代〜２０代くらいの人がターゲットなら、
インスタグラムやLINEは効果がありますが、
５０代〜６０代くらいだと、あまりそういうのは使っていなくて、
それよりもメールや紙媒体のほうが馴染みがあるわけです。
昨日、実家の母（６０代）にLINEを使ってビデオ通話をしたんですが、
最初カメラには母の顔が映りませんでした。
その代わりに、なんだかよくわからないものがぼやけて映っています。
「もしかして、スマホを耳につけてる？」と聞くと、
「え、顔を見て話せるの！？」と驚いていた様子。
スマホにあまり慣れていないので、ビデオ通話のことを知らなかったんです。
うちの母みたいな年代の人が見込み客だったら、LINEには慣れていませんから、
あまりLINE@を使っても効果が見込めないですよね。
そういうわけで、
「これからはLINEだ」「今はインスタだ」「いや、ツイッターだ」
という言葉には少し気をつけてください。
たしかにメディアとしては力がありますが、いちばん重要なのは
「見込み客にメッセージを届けられるか」です。
お客さまに合った方法で自社の魅力を伝えましょう。
★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント
相手がよく使うメディアで告知しよう
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