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「辞めない人材」を育てる仕組みとは

先日、東京商工会議所の練馬支部さんで
「辞めない人材を育てる」というセミナーを担当しました。
 

人を育てるというのは、会社にとってとても重要ですし、
辞めないというのが、カギになる、ということなんですが、
やはりこれ、具体的な実行となると、簡単ではありません。

給与や人事考課のことも考えなければならないし、
会社の文化や理念は必須です。
人間関係を円滑にする工夫もする必要があります。

全部を完璧にやろうと思ったら、それこそオーバーフローしてしまいます。
 

なので、1つずつコツコツとやっていくわけですが、
その中で、簡単にできて、効果が高いものをご紹介しておきます。
 

それは、【Good and New】というものです。
 

この手法、もともとはアメリカの学校で採用された手法で、
学級崩壊してしまったクラスを模範学生にしてしまったという
とても効果があるものです。

私のセミナーでも、ときどき取り入れていますし、
後輩の講師たちも、よく使っています。
それくらい簡単に実行できる手法です。

やり方は、

・メンバーが全員、輪になって立つ(座っていても可)
・ボールを用意して、それを順番にパスする
・ボールを受け取った人は、
 「過去24時間以内にあった、新しいこと、または良いこと」を発表する
・それを聞いた他のメンバーは、拍手する
・次の人にボールを回す

という、いたって簡単なものです。

「新しいこと・良いこと」は、本当にちょっとしたことでかまいません。
「今日は電車で座ってこられた」くらいの、よくあることでOK。
 

これだけなんですが、チームの雰囲気がガラリと変わります。
その理由は、「良いことに意識を向ける」ことと、「それを承認する」こと。

普段、私たちの思考は「問題」「嫌なこと」「やらなきゃいけないこと」に
意識が向いていて、そのことばかり考えています。

そこで、「いいこと」「新しいこと」というポジティブなことに
意識を向け直すトレーニングになるんです。
 

さらに、自分のちょっとした、一見つまらないような発表を
全員が拍手で「承認」してくれる。

これによって、お互いの人間関係にプラスの影響を与えます。
 

とても簡単なものなので、朝礼などで取り入れてみるといいでしょう。
これだけでも、会社の「居心地」が良くなって、
離職率の軽減に貢献してくれますよ。
 

…もちろん、経営者が日々向上しなければならないのは
言うまでもありませんけどね。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

「いいこと」に目を向けるトレーニングをしよう

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