今日は、リーダーシップについて少しお話しましょう。
経営者にしても、部門長にしても、ある組織を率いるリーダーです。
上手なマネジメントを行うのと同時に、
メンバー(社員)に対してリーダーシップを発揮する必要があります。
リーダーの仕事は、「進むべき方向性を示すこと」と言われます。
「こっちに進むぞ」と決断することが、一番の仕事です。
なので、会社のビジョンを明確に示したり、大義を語ったり、
理念を決めて舵取りをするのが経営者の仕事なわけですね。
その「決断力」が、リーダーの重要な資質なのですが、
それと同じくらい、重要な要素があります。
それは、【人の才能を開花させる力】です。
私がカナダのトレーニングに行ったとき、
アンソニー・ロビンズの公認トレーナーで、ランディという人がいました。
私はそのさらに2年前に、セミナーでランディに世話になって、
そのおかげで大きな変化を体験することができたので、
ランディは私の恩人とも言える人です。
なので、遠目にランディを見つけたとき、思わず近くに歩み寄って
彼につたない英語でお礼をいいました。
「2年前、あなたのお陰で私の人生が変わった。ありがとう!」
すると彼は、それまで他のクルーと談笑していた雰囲気を一瞬で変えて
私に向き直ると、とても真剣な表情でこう言ったのです。
「君が自分で自分の人生を変えたんだ。君がやったんだ。
私はその場所に、ただいただけだよ」
文字でしか表せないのがとてももどかしいのですが、
この瞬間、私は全身が震えるような感動を覚え、
心の底から「自分が自分の力で道を切り拓いた」と実感できたのです。
「あなたが、あなたの力で、素晴らしい結果を得ることができた」
「あなたには、それだけの素晴らしい能力がある」
これを、部下に真剣に伝えられる人が、どれだけいるでしょうか?
その言葉で、部下の自信を奮い立たせるような人が、どれだけいるでしょうか?
真のリーダーは、自分より優れたリーダーを育てるといいます。
部下の才能、自信、やる気、自尊心…
そういった一切を、余すところなく発揮させる力。
これを持ったリーダーは、最高のチームを作ることができるのです。
★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント
部下の才能を、部下より強く信じよう
初めてでも10分で1on1ミーティングができるツールを無料プレゼント!
- 「部下育成のために1on1がいいっていうけど、何を話せばいいの?」
- 「部下と面談しても話が盛り上がらないし、部下の行動も変わらないよ」
- 「1on1なんて、やっても時間の無駄なんじゃないの!?」
普段忙しい管理職の方には、こう思う方が多いのではないでしょうか?
- 会社で1on1をやれと言われたけど、部下と何を話していいかわからない
- 部下と面談しても話が盛り上がらないし、部下の行動も変わらない
- 流行りの1on1をやっているけど、いつも上司が一方的に話して終わってしまう
こんな問題を、1枚のシートで解決できます!