前回の記事で、
「男女関係がうまくいかないのは、『最初の失恋』をしていないから」
とお伝えしましたね。
『最初の失恋』をしていないと、その後の男女関係が
うまく行きにくくなる、という話でした。
では、その『最初の失恋』って、何なのよ？
今日は、その話をしていこうと思います。
私たちが、人生で最初に出会う異性って、誰でしょう？
ほとんどの場合、それは「異性の親」です。
女の子ならお父さん、男の子ならお母さんが、
人生で最初に出会う異性です。
そして、これもほとんどの場合、親は子供に愛情を注いでくれますし、
子供もお父さん、お母さんが大好きです。
なので、人生で最初に好意を持つ異性というのが、
女の子ならお父さん、男の子ならお母さん
ということになるんです。
心理学では、これが人生で最初の恋愛なんだそうです。
当然、この恋愛は成就しないのが普通です。
そもそも親との恋愛関係は成立しませんし、
仮に女の子がお父さんに恋をしたとしても、
お父さんには既にお母さんというパートナーがいますから、
この「人生最初の恋愛」は、基本的に失恋に終わります。
こうして、異性の親に対する失恋をすることで
子供は恋愛において自立し、前に進むことができる、と。
この『最初の失恋』は、心の成長の過程で必要なものなんですね。
ただ、ときどき『最初の失恋』をしないまま、
つまり異性の親に恋をしたまま大きくなってしまう人もいます。
これがどういう場合かというと、両親の仲が悪かった場合です。
男の子がお母さんに恋をする。
お母さんにはお父さんというパートナーがいるけど、
お母さんはお父さんのことをそんなに愛していなさそうだ。
お母さんはお父さんのことは大切にしないけど、
僕のことは気にかけて世話をして、愛してくれる。
こうなると、失恋ができないので、
お母さんのことを異性として好きなまま成長してしまいます。
これが大人になりますと、『異性の親』が理想の異性になります。
男子なら、お母さんが理想の女性。
だから、その後に出会い、おつきあいする女性も
すべてお母さんと比較されてしまいます。
「お母さんは〇〇してくれるのに」
「お母さんは××なのに」
そうして、お母さんと違うところを「短所」と捉えて
相手の女性をマイナスに評価し、いずれ恋愛が冷めてしまう。
これは女子の場合も同じです。
私はこれを日本で学んで知っていたのですが、
世界No.1コーチ、アンソニー・ロビンズのセミナーに参加したとき
彼も同じことを参加者に言っていたのを聞いて
すごく驚いたことがあります。
では、『最初の失恋』をしていなかった人が、大人になってしまったら
どうすればいいのでしょう？
答えは簡単、
「自分が異性の親を『運命の人』にしていることを自覚する」
「異性の親に恋していることで、どんな人生になるかを思い描く」
「自分の心の中で、異性の親に対する恋愛を終わらせる（そう決断する）」
こんな流れになります。
ほとんどの人は、『最初の失恋』なんて自覚していません。
無自覚のまま、恋愛がうまく行かずに困っている。
なので、自覚するだけで大きく変わりますし、
大人になった今なら、自分で自分の恋愛にケリをつけることもできますよね。
「自分一人では、難しいです」
という方は、トライアルコーチングにお越しください。
最初の恋愛に、しっかり区切りをつけられるようになりますので。
あなたの潜在能力を目覚めさせるメルマガ
不定期で、コーチングやメンタルに関するメルマガをお届けしています。
あなたが眠らせていて、自分でも気づいていない能力を目覚めさせ、
ビジネス・人間関係・日々の感情・健康など
あらゆる分野を充実させるヒントをお送りします。
（今までのメルマガの例）
・なぜ、メンタルが変わると売上が伸びるのか？
・セミナーで上がったモチベーションを持続させるには？
・能力が高いのに自信がない人の、「本当の自信」のつけ方
・社員のやる気を出す、2つの「目標」の使い方
こちらのフォームに、お名前とメールアドレスを記入して送信してください。