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「どうすればいいか」と聞くとうまくいかない理由

昨日はジムでエアロバイクを漕ぎながら
アンソニー・ロビンズの教材を聞いていました。
体を動かしながら勉強するのって、とてもいいですね。

その中で、とても役立つ話があったので
今日はそれをご紹介したいと思います。
 

さて、私がセミナーやコーチングで関わらせていただくときも、
友人のコンサルタントが相談にのるときも、
よくある相談が「○○するにはどうしたらいいですか?」
というものです。

社員が自分から動くようになるにはどうしたらいいか?
今の状況で売上を伸ばすにはどうしたらいいか?
やる気を出すにはどうしたらいいか?

ちょっと前にメルマガでご紹介した
「どうして社員は自分から動かないんだ?」という質問よりは
ずいぶん前向きなので、悪い質問ではないんですが、
この質問を普段からしていると、うまくいくのが難しくなります。
 

アンソニー・ロビンズの教材で言っていたのは、
「何を得るか、ということは、あなたを幸せにしない。
 どんな人になるか、ということこそが、あなたを幸せにするのだ」
ということです。

どんな行動を取るかではなく、どんなものを得るかでもなく、
「自分がどんな人になるか」「自社がどんな会社になるか」のほうが
はるかに強い力を持っているということなんです。

というのも、私たちの得る結果は、行動によって決まります。
そして、私たちは自分にとって「当たり前」の行動しか
取ることができません。

もちろん、一時的に頑張って行動の質や量を上げることはできますが、
それは長持ちしないので、すぐに元のレベルに戻ります。

中・長期的に見た場合、自分にとって当たり前の行動しかできないので、
そのレベルに見合った結果が得られるようになるわけです。
 

そして、この「当たり前のレベル」は、
その人が「どんな人か」によって変わってくるわけです。

池田貴将さんのCDの中で、
「普通の営業マンが電話する件数は1日に50件、
 トップ営業マンが電話する件数は1日に250件。
 これだけ基準が違ったら、結果はどんどん開いていくわけです」
というような話がありました。

つまり、「自分がどんなレベルの人になり、何を当たり前とするか」によって
結果が大きく変わってくる。
 

だったら、「どうしたらいいか」ではなく、
「どんな人になったらいいか」とか「どんな基準を持てばいいか」とか
そっちの質問をすべきだということです。

「私はトップ営業マンなんだから、250件くらい電話するよね」
「私はプロコーチなんだから、1時間くらい相手の話を聞けるよね」
「私は一流の経営者なんだから、社員が働きやすい会社を作るよね」

こういう、一流の基準を常に持つように心がけることです。
 

では、どうやってその基準を身につけるかということですが、
長くなってきたので、また別の機会にご紹介しようと思います。

けど、とても簡単なことで、基準は上がってしまうんですよ。
 

★売れる人材を育成するコーチングスキルのポイント

「どんな人になるか」に意識を向けよう


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