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「何度言っても直らない社員」に、これ以上イライラしなくなる「3つの視点」とは?

★「何度言っても直らない社員」に、これ以上イライラしなくなる「3つの視点」とは?

以前、ある経営者さんと話していたら、

「ウチの社員は何度言っても変わらないんですよ」
とこぼしていたんです。

正確には、
「何度も何度も何度も言ってるんですけどね」

と、「何度も」を何度も言うくらい、イライラが溜まっているようでした。

 

実際、何度も同じことを教えているのに
依然として何も変わらない、変えようとしない人っていますよね。

上司・部下に限らず、こういう人は多いです。
(ていうか、私がこういう人だったりします…汗)

 

では、こういう「何度言っても変わらない」社員に対して
どう考え、どうすれば状況が改善するのでしょうか?

「何度言っても変わらない人」代表の私が(笑)、
どうすればいいのか、いくつかのアイディアをご紹介します。

 

●なぜ、言っても言っても変わらないのか

まず、どうして「何度も何度も何度も」言っているのに
言われた社員は変わらないのか。
そこから考えてみましょう。

考えられる理由はいろいろありますが、
ここでは3つほど、ご紹介します。

 

【理由1】言われたことを理解できていない

まず考えられるのが、
「こちらの言ったことを正しく理解できていない」ということです。

「え、そういう意味だったんですか?」なんて言われることがあれば
おそらくその社員は、上司の指示を理解できていません。

わからないことは実行できないわけですから、
当然その人は変わりません。

 

【理由2】理解はできるが、同意できていない

次に、「言ってることはわかるけど、嫌だと思っている」です。

「はい、わかりました」と言いながら表情が固いとか、
声の調子が嫌そうだとか、そういう場合は「同意」していません。

嫌だと思っていることはやる気になりませんから、
よほど重大なことでないと変わりません。

 

【理由3】理解も同意もしているが、実行する能力が足りない

当然ですが、「言われたことを実際にやる能力が足りない」場合もあります。

やろうという意欲が見えたり、試してはみているという場合は
同意まではしているけど能力が足りないのかもしれません。

 

●どうすれば変わるのか?

社員が変わらない理由によって、当然対処も変わってきます。
理由ごとに、どう対処すればいいかのアイディアを紹介します。

 

【対処1】言われたことを理解できていない場合

理解できない場合は、理解できるようにすればいいわけです。
相手の理解力にもよるのですが、簡単なところでいうと

・一度にたくさんのことをいわず、1つずつ伝える
・説明の角度(具体的に伝える/意図を先に伝える など)を変える

というあたりが使いやすいかと思います。
同時に、その社員に「読解力」を鍛えてもらうと良いでしょう。

 

【理由2】理解はできるが、同意できていない

実は、同意できない場合が一番厄介です。
なぜなら、これは理屈ではなく感情の問題だからです。

なので、対応としては、
・納得していない反応を見つけたら、その場で反論を聞く
 「もしかして、何か引っかかっている?」
 「何か言いたいことがありそうだね?」
・反論を論破せず、考え方のすりあわせをする
 「どういう形だったらやれると思う?」
 「やるにあたって私の方で変えた方がいいことはある?」

「対立」ではなく「協働」の姿勢で臨むといいですが、
ちょっと難易度高めです。

 

【理由3】理解も同意もしているが、実行する能力が足りない

能力が足りない場合は、少し時間がかかることもあります。
根本的なスキルは一朝一夕には伸びないからです。

・できる方法を工夫する
 手順を細分化する、動きやすい環境を整える
・本人のスキルを高める
 研修を受ける、業務にトレーニング要素を取り入れる、など

 

●その前に考えるべき、「重要なポイント」とは

というわけで、「何度も何度も何度も」言っているのに
社員が変わらない理由と対処についてご紹介してきました。

これをやれば完璧、というわけではありませんが、
改善の手がかりにしていただければと思います。

 

それとは別に、もう一つ。とても重要なポイントがあります。

それが、【経営者(上司)の感情コントロール】です。

 

私にぼやいていた経営者の方もそうですが、
社員に何度言っても変わらないのは、根気もいるしイライラするし、
忙しいのに気遣って育てるのは面倒だし、
それはそれは、しんどいことと思います。

(私もChatGPTに変な答えを出されると、
 「そうじゃないんだよ!」とイラつくことが…)

 

ですが、そのイライラに任せて社員に辛く当たっても
状況は改善しないし、場合によっては逆効果になります。

なので、私たちが【感情をコントロール】する必要があるんです。

 

「社員がミスばかりしてもガマンしろってこと?」
と思うかもしれませんが、そうではありません。

自分の「イライラ」を客観的に評価して、
対応を自分で選ぶということです。

 

【そもそも、なぜイライラするのか?】

私たちがイライラするのは、その裏に
「言えばわかって変わってくれるはず」という期待や
「社会人ならこれくらい常識」という無意識のルールがあります。

この期待を裏切られたり、「常識」のルールを破られると
イライラしたり怒りに変わったりします。

 

だけど、「言えばわかる」はこちらの一方的な期待ですし、
「社会人なら常識」も絶対のルールではありません。

 

部下には高い基準を求めたくなるのは当然ですが、
相手も人間ですから、そうならないこともあります。

「そうか、わからないのか」
「なるほど、これが常識ではない人もいるんだな」

のように、考え方や感じ方に柔軟性を持たせると、
こちらがイライラすることが減ってきます。

 

イライラや不機嫌を抱えながら指示すると、それが伝わります。
冷静に中庸の姿勢で指導すると、それが伝わります。

難しいことではありますが、できるだけ冷静に、
「育てる」ことを意識してマネジメントできるといいですね。


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