経営者なら、やはり売上を上げることが気になるもの。
売上アップは、常に考えなければいけない社長の仕事ですよね。
今はいいけど、来月はちゃんと売上上がるかな?
そんなことを気にしながら、不安に思う社長さんも多いです。
そんな社長さんのために、売上を上げるためのコーチング的手順を
少しだけご紹介しておこうと思います。
売上を上げるための公式は、マーケティングでも言われていますが、
売上 = 客数 × 客単価 × 回数(リピート)
です。
このどれかを上げていけば、売上が伸びる、と。
で、多くの方が、このくらいのことは勉強して知っているわけです。
売上を左右する重要な要素とは?
コーチングでは、この売上の公式に、もう少し手を加えます。
コーチングにおける売上の公式は、
売上 = 戦略 × 感情
です。
この「感情」が、何よりも重要です。
というのも、どんなに有効で革新的な戦略も、
実行されなければ「ないのと一緒」だからです。
そして、実行されるかどうかを左右するのが、【感情】なのです。
以前、Tさんというクライアントがいました。
Tさんは治療院を経営していたのですが、売上が伸びずに悩んでいた。
Tさんはマーケティングのセミナーなどで、ものすごく勉強していました。
成功法則や自己啓発にも投資して、たくさんのことを学び、
私のところに来たときには、「何をすべきか」が既に明確でした。
それなのに、「すべきこと」を実行できない。
それが、Tさんの一番の悩みでした。
コーチとして話を聴くと、一発でわかります。
この「実行できない」原因こそが、【感情】だったのです。
では、「すべきことを実行できなくする」感情とは、
どんなものなのでしょうか?
戦略が実行できなくなる「ある感情」
アンソニー・ロビンズによると、
「人の行動を止めてしまうのは、【恐れ】である」
と言われています。
つまり、戦略を実行できないのは、【恐れの感情】が原因です。
人は、嫌なことや痛みを感じることを避ける習性があります。
「恐れ」とは、「これをやったら、痛い目にあうのではないか」と
怖がる気持ちのことですから、
痛い目にあわないために、行動を止めてしまうというわけです。
Tさんは、戦略を詳細まで決めていて、「あとはやるだけ」状態でした。
だけど、
「これをやったら、患者さんに嫌われて、悪い噂を流されるんじゃないか」
と不安だった。
だから、この「恐れ」のせいで、せっかくの戦略が実行できずに、
ぐるぐると迷い続けていたのです。
コーチングによってこの「恐れ」がなくなると、
あとはブレーキが壊れてしまったかのように行動を続けました。
その結果、売上は1人治療院で300万円を超え、
今では他の治療家さんにコンサルとして指導する立場になっています。
「恐れ」を克服することが、売上を伸ばすための必須のスキルなのです。
では、どうすれば恐れを克服できるのでしょうか?
恐れを克服するスキルとは
恐れの対処法はいくつもありますが、
いちばん重要なのは「自信を持つ」ということです。
自信のある人は、たとえ痛い目にあったり大きなトラブルがあっても、
「それを乗り越えられる」という確信があるので、
恐れで足を止めることがないのです。
Tさんにも、コーチングの中で「自信」をつけてもらいました。
正確には、自信を「思い出して」もらったのですが。
自分は何を大切にして治療をしているのか、
本当はどんな患者さんの力になりたいのか、
自分がどんな修行をして、どれだけの力を身につけてきたのか…
これらを思い出していくと、
「どんなことがあっても、自分には未来を切り開いていくだけの力がある」
と確信できていく。
この自信が、後の売上アップに繋がったのです。
社長さんは、とにかく「自信」を持つこと。
これが、会社のすべてを左右すると行っても過言ではないのです。
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